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2008年1月24日 (木)

「百度」を試してみました

 中国のインターネット検索サービス「百度(バイドゥ)」の日本版が公開されました。このサイトに関する評価はさまざまですが、中国版に存在するMP3検索は、著作権問題に抵触するせいか日本では省略されているようです。試みにこのブログsite3216を検索したところ、確かにヒットしました。この検索サイトはヤフーやグーグルに対抗する第3の検索サイトという触れ込みです。ただ、今見る限り目新しさはなく、魅力はさほど感じません。聞くところによるといわゆる有害サイトへのフィルタリングが甘いので、問題のあるサイトや映像へリンクしてしまいやすいという話もあります。

また、いわゆる言論統制の問題ですが、「天安門事件」も「中華民国」も「南京大虐殺」を虚構だと主張するサイトへの検索も可能で、リンクも動作しています。これは日本版だけの処置なのかどうかは分かりません。私はかねてから中国人のインターネット利用に関して根本的な疑問を持っています。言論の統制とインターネットの自由性とがどうして共存できるのかがよく分からないのです。

いわゆる反日運動が起きた時、その原因は中国政府による言論統制や情報規制、一元的な反日教育であると述べられていました。日系企業の打ちこわしをSONY製のデジタルカメラで撮影して意気揚々としている市民の姿がレポートされると、中国人の知識不足を疑わざるを得なくなったものです。しかしインターネットの利用者なら、世界が中国をどのように見ているのかに気がつく人がもっといてもいいのではないかと思うのですが。

私は世界が欧米中心でいわゆるグローバリズムを推し進めてきたことに関しては批判的な考えを持っています。アジアの視点を主張すべき時には、主張しなければなりません。ただ、その際にはアジア諸国の中での相互理解を深めておく必要があります。私のような疑心暗鬼の者がいるかぎり、新機軸を世界に打ち立てるのは難しいでしょう。百度の日本上陸はこの問題にとって象徴的な事件といえるのかもしれません。

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「パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

ピザテンフォーのyutakarlsonです。南京虐殺記念館など、昔から中国の反日教育にはすさまじいものがあります。
しかし、私は中国の反日教育に関しては、中国ならではのお国事情があるのも確かだと思います。無論だからといって、反日教育が正当化されるわけではありません。でも、外交上でも、商売の上でも相手の苦しい立場を理解しておくことも重要だと思います。
ここに、そのことを記載すると長くなってしまいます。私のブログでは、このへんのことについて記載してみしまた。
是非ご覧になって下さい。
最近は、NHKの中国に関する報道スペシャルがYouTubeにも掲載され、それを見て共感を覚える中国人も増えてきたそうです。インターネットが普及してきた昨今では、このようなことが段々多くなり、中国人も国際的な感覚を身に付けていくと思います。

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