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2008年1月17日 (木)

満員電車の乗り方

 都会に復帰してもう6年もたちました。私の使っている通勤電車は郊外から都心部に向かう路線ですので、朝は信じられないくらい混雑します。今ではすっかりなれてしまいましたが、最初のうちは毎朝恐怖の日々でした。一番の心配は、混雑した車内から目的の駅でいかに降りるかということでした。私の職場は都心部からは少し外れていますので、降車駅からさらに乗り込んでくる人も多く、うっかり降りる準備を怠ると車両から脱出できなくなるのです

 ここで学んだことは、まず乗る車両を選ぶことです。途中駅の階段の位置が少しずつ違うので、多く乗ってくる場所が駅によって変わります。それを知っておけば、少しでも乗客の少ない車両を選ぶことができます。次に、立ち位置です。降りるためにもっともふさわしい場所を確保することが肝要です。扉の前に立ってはいけません。はじめはこれで失敗しました。満員電車では開く扉の前にいると駅に着くたびに、降車客のために一度降りなくてはなりません。すると、再乗車の際に人の波に巻き込まれて車両奥まで運ばれてしまいます。こうなると本当に降りる駅に着いても降りられなくなる危険性があります。試行錯誤の結果、扉の脇にある壁の位置をとることがもっとも安全であることがわかりました。この位置ならば乗車する人の波に巻き込まれることが少なく、降りるときには扉までの距離が近いのです。

 こういうことを考える時、私は同乗する人々を一種のものとして考えていることになります。そして自分自身も物体と化して力学的に位置取りをしているわけです。なんとも殺風景なことと思います。田舎に住んでいる時には閑散とした町に寂しさを感じましたが、都会では接触する人の数は多いのに、別の意味でさびしいものがあります。

 とはいえ、最近の私はさまざまなことを通勤車両で試みています。最近の読書に関していえばほとんど電車の中で行っています。片手でページをめくる小技も習得しました。最近は携帯電話で読書する方法もありますが、まだそれはやっていません。私の携帯電話はイヤホンを付けるとFMラジオにもなるのでそれを聴くこともあります。運動不足解消のためにつま先立ちして立ったり、片足の重心を浮かして立ったり、無駄な抵抗をあれこれやってそれなりに通勤時間に意味を持たせています。

 このようなことは都会に住む人にとっては当たり前のことかもしれません。また満員電車を知らない方にとっては不思議なことでしょう。毎日あたりまえに繰り返していることを今日は敢えて書いてみました。

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