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2008年2月29日 (金)

2月29日生まれの年とりは

 2月29日生まれの人は4分の1のスピードで年をとる。こどものころ半分まじめに考えていたことです。うるう年は4年に1回、西暦年で4で割り切れる年です。ただし100で割り切れる年は平年になり、さらにその中で400で割り切れる年は閏年にするという約束があるようです。ですから、実際は4分の1以下です。
 ところで、閏日に生まれた人はいつ年をとるのでしょうか。29日がない平年には、2月末日の満了の時、つまり2月28日が終了した瞬間に年齢が変わるというのです。これは民法の定めるところで、簡単に言えば誕生日の前日にその年齢が終了するという考え方です。29日がなくてもその前日の28日が終了した時点で1歳年をとるわけです。だから厳密にいうと2月29日生まれの誕生日は平年であってもやはり2月29日で、誕生日は28日でも3月1日でもいけないわけです。
 私の知り合いには今日2月29日に生まれた人はいません。今日が誕生日のみなさん、お祝いはいつなさっていますか。

百人一首の天智天皇―私の古典文学散歩(1)

 百人一首の最初の一首は、

 秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ 天智天皇
 
です。この歌の典拠は『後撰集』です。ちなみに百人一首は鎌倉時代の初頭に藤原定家が勅撰集の中から百人の名歌を選んだものです。天智天皇は大化の改新で活躍した中大兄皇子のことであり、近江大津京を都にした古代の天皇です。この時代の作品といえば『万葉集』ですが、その中にはこの歌はありません。万葉集に天智天皇の作品として残るのは明日香の大和三山を題材にした「三山歌」と鏡女王に贈った歌の2組(4首)が残るだけで、「秋の田の」の歌はないのです。
 百人一首のこの歌に比較的近いのが、
 
 秋田刈る仮庵を作りわがをれば衣手寒く露そ置きにける(万葉集巻十、2174)

ですが、この歌は作者未詳の歌です。万葉歌のごつごつとした調子に比べると、百人一首が典拠とした『後撰集』の歌はずいぶん洗練された感じがします。
 さて百人一首の歌を読む限り、天智天皇は農民思いの名君のように思われます。かりほの庵とは刈った稲を一時保管しておく、仮説小屋のことで(つまり「刈り」と「仮」の掛詞)、農作業中の一こまを歌ったことになります。農繁期は家に帰らず田の近くで寝泊りすることもあったのかも知れません。仮説小屋の中で夜露に袖を濡らす農夫の寂寥感が漂う歌です。天皇は下々の暮らしを思いやってこの歌を作ったということになります。
 実際の天智天皇の人生を調べてみると、大化の改新以来、自らの敵となる存在を次々に抹殺してゆく野心家で、権謀術数をめぐらすなかなかの人物なのです。その弟、天武天皇もそうですが、古代史には数多くあった親族間の争いの勝者なのです。
 平安時代以降の人々にとって、天智天皇は今上天皇の直系の祖であり、過去の偉大な天子としての面影をもつ存在だったのでしょう。理想化された天皇の姿なのです。

2008年2月28日 (木)

ドコモも追随、家族間通話無料化は消耗戦?

 来月から家族間の通話料を無料にすると発表したauに続き、NTTドコモも4月からファミ割MAX50加入者に対して家族間の通話を無料にすると発表しました。この割引は2年ごとの自動更新で、解約金として9975円を要求する一種の囲い込み策の一つです。これで4月からは大手3社が家族間通話料を24時間無料にすることになります。
 さて、素人考えによる杞憂を一つ。家族間が24時間無料ならば、たとえばずっと掛けっぱなしにしたまま生活を送る人が現れてもいいはずです。常時接続です。もしそういう人が増えたら、携帯電話回線が慢性的に飽和状態になるということはないのでしょうか。「ただ」でもつながらない電話では意味がありません。
 通話が無料ならば当然電話会社に入る収益が減ります。ドコモは2008年度中に800億円の減益があると予想しています。各社とも通話料で儲けるという従来の固定観念を捨て、付加的有料サービスで稼ぐという方向転換が見られます。それにしてもこの業界は消耗戦に突入したようです。くれぐれも質の方はチープにならないようにしていただきたいです。

2008年2月27日 (水)

うぐいすぱん

 今回はとぼけた話をひとつ。
 私が好きな食べ物に「うぐいすぱん」があります。山崎製パン株式会社のうぐいすぱんは子供の頃からよく食べているのです。今日は昼食にこれを食べました。さすがに食事というよりお菓子という感じがします。いまそれを包装していたビニール袋を見ながらこれを書いています。原材料名の欄には「うぐいすあん・小麦粉・糖類・マーガリン・卵・脱脂粉乳・パン酵母・牛乳・食塩・植物油脂・チーズ・たんぱく質濃縮ホエイパウダー・還元水あめ・ソルビット・乳化剤・着色料(黄4・青1)・イーストフード・V.C・(原材料の一部に大豆を含む)」とあります。ずいぶんいろいろなものが入っているようです。このうちホエイというのは乳清のことです。ヨーグルトの上澄みが乳清で、かつては捨てられていたものですが、栄養価が高いので多くの食品に利用されています。ソルビットは甘味やひんやりした触感を生み出す食品添加物です。
 このパン1個で325Kcalもあります。ご飯1膳分で約235Kcalですから、約1.4杯分です。昔は2個食べても大丈夫だったのですが、最近は1つでももてあますこともあります。結局食べてしまうのですが。
 理由はよく分かりませんが、私はこの菓子パンがとても好きなのです。うぐいす豆は実はグリンピースと同じものらしいのです。つまり青エンドウの未熟な種子を食べるのがグリンピースであり、完熟後に収穫するのがうぐいす豆なのだそうです。でも、この「うぐいす」という名前が私にとっては大切なのです。そこにこのパンの味の幾分かの要素が含まれているのですから。
 今回はまとまりのない話でした。

2008年2月26日 (火)

卓球がつなぐ世界

 中国広州で行われている世界選手権団体戦は女子がイタリア・チェコ・オランダに続いて強敵韓国にも勝利し、1次予選を突破しました。決勝はトーナメント方式になるとのことです。テレビ東京系が試合を中継しています。昨日はオランダとの勝負をテレビ観戦しました。エース福原愛選手は童顔で小柄ながら、闘志と集中力はすばらしいものがありますし、平野早矢香選手の爆発的攻撃力、福岡春菜選手の多彩な攻撃など選手に個性があって面白く感じました。
 さて、オランダチームとして登場した選手のうち、2名は中国からの帰化選手、1名はロシアからの帰化選手ということでした。スポーツの世界では国際化は日常生活のレベルを超えており、ある意味で今後の世界のあり方を予測させるものです。日本民族が圧倒多数を占めている日本国ではこの感覚がいまひとつピンと来ないところもあるのは事実です。ただ、今後日本の国土以外の地で生まれた日本人が増えていくのは確実でしょう。ちなみに日本男子チームの吉田海偉選手や韓陽選手は中国からの帰化選手です。
 卓球はかつて外交関係が途絶していた米中外交を再開するきっかけになりました。体制を越え、イデオロギーを越えて人々が交流するのがスポーツの大きな役割といえます。また種目によって交流できる国が変わるところもよい点です。政治や経済問題では自ずと関係を持つ国や地域は限定されますが、野球ではアメリカを中心に、サッカーは欧州や南米を、そして卓球では中国などのアジアを中心に交流の輪を持つことができるのです。その意味でいろいろなスポーツの競技者をもつということは大切なことだと考えます。卓球には卓球なりの窓口があるとことになります。
 もっともスポーツにかような競技以外の話を持ち込むこと自体、本質的なことではないのかもしれません。一定のルールのもとに力や技を競い合い、敵味方、国・地域に限らずすばらしい選手に声援を送ることこそ、スポーツのよさなのでしょう。

2008年2月25日 (月)

殺人罪に時効は必要か

 三浦和義氏がサイパンでアメリカのロサンゼルス市警に逮捕され、身柄を拘束されました。いわゆるロス疑惑事件は、1981年におきた殺人事件に端を発するものです。三浦氏の当時の夫人一美氏が銃撃され、その後死亡し、和義氏も負傷した事件に、保険金詐欺を目当てとしたものではないかという疑惑がかかったものです。この事件を複雑にしたのは当時のマスコミの行過ぎた報道でした。事件をスキャンダルとして扱いすぎたため、人権侵害や誤報道という失態を重ねたのです。事件の真相は分からないまま、2003年に最高裁判決で三浦和義氏の無罪が確定しました。地裁段階では無期懲役、高裁で逆転無罪だったのです。
 日本において判決が出た以上、三浦氏は無罪ということになります。すでに当時の刑事訴訟法が定める公訴時効の15年は過ぎていますので、その意味でも過去の事件です。私は法律は専門ではありませんので、間違っていたら訂正していただきたいのですが、現在(平成17年以降)の刑事訴訟法では死刑にあたる罪の公訴時効は25年だそうです。
 ところが、カリフォルニア州には殺人罪に時効が存在しません。今回のロサンゼルス市警の取った措置は、三浦氏がアメリカ領に入ったことにより、アメリカ法制下での裁きを受けることになったわけです。三浦氏を有罪とする確信があるのでしょうか。私は彼が真犯人かそうでないかについてはまったく分かりません。もし無罪ならば著しい人権侵害になり、有罪ならば日本の警察や法曹界の欠点を露呈することにつながります。印象的なのは久しぶりに画面に映った三浦氏の姿でした。すっかり年老いた容貌に時間の流れを感じました。
 さて、私は今回の事件から凶悪犯罪の時効に関して疑問を持ちました。25年逃げ切れば罪が消えるわけではありません。それが50年でも100年でも同じです。犯人はその人生の終わるまで罪を償う責任を負うのではないでしょうか。法律はその成立にさまざまないきさつがあり、多方面への配慮があると聞きますので、話は単純ではないことは察することができます。専門家のご意見をお聞きしたい気がします。

2008年2月23日 (土)

陵墓調査に期待

 読売新聞のニュースによると、奈良市の神功皇后陵に考古学者の調査が入ったといいます。これまで天皇陵など皇族の祖先の陵墓は発掘ができなかったのですが、大きな方針転換があったようです。今後の発見が日本の古代史を豊かにし、より正確な姿が解明されることになるでしょう。
 天皇陵の多くは、その実態はよく分かっていないらしいです。ついている名前と本当の被葬者が一致している保障はありません。古事記や日本書紀などの文献からそれと推定(それを比定というらしいのですが)されているに過ぎません。
 私は学生時代から何度も奈良や明日香の地を歩きました。山のような前方後円墳を見て驚いたものです。山辺の道にある崇神天皇陵や景行天皇陵は特に記憶に残る巨大古墳です。これまで知りたくても近づけなかったこれらの天皇陵伝承地にも調査が入れば、古代の歴史は一挙に鮮明なものになる可能性もあります。
 ただし高松塚古墳が腐食しているように、調査はある意味で破壊にもつながります。細心の注意と、高度な技術によって調査がおこなれることを期待します。

2008年2月22日 (金)

auも無料通話に

 猛烈な攻勢を掛けているソフトバンクに対抗するためか、KDDIの携帯電話auも家族間などの通話を来月から無料にすると発表しました。法人割引きなどの契約で社員間の通話も無料にするプランもあるようです。利用者としては大変うれしいことであり、歓迎すべきでしょう。
 昔から「ただより高いものはない」という言い方があります。無料ということを理由にして品質をおろそかにしては欲しくありません。いつでもつながる電話でなければ、無料でも意味がないことになります。また価格競争のあまり、業界全体が弱体化し、他国企業にのっとられてしまうなどという結末にならないようにして欲しいと思います。
 個人的には日本人の今の生活にこれほど携帯電話は要らないと思うのですが、今回の発表でまた利用者は増えるのでしょう。

2008年2月21日 (木)

スポーツ観戦のマナーを示そう

中国で開催されている東アジア杯での観戦マナーの悪さが報じられています。開催地が旧日本軍の爆撃を受けた場所であることや、反日教育の影響もあり、過激な行動をとる分子がいるようです。
私たちはスポーツを政治と切り離して考えることを知っています。どんなに嫌いな相手でも、同じルールで戦う以上、尊重しなければなりません。敵の選手であっても素晴らしいプレーには拍手を送るべきです。私たちはそれを中国の人たちに示す必要があります。教えるのではなく悟ってもらうのです。
おそらく中国チームの選手も今のようなサポーターではやりにくいはず。観戦の質があがったとき、中国チームは我が国の手強いライバルになるはずです。

技術の過信は危険

 イージス艦あたごが引き起こした漁船との衝突事故は、私たちに最新技術が必ずしも万能ではないことを図らずも教えてくれました。最新鋭のレーダーを備えた艦船が、すぐ近くの船を避け切れない矛盾を考えなくてはなりません。
 まさかそんなことはあるまいという慢心があったのではないでしょうか。最終的に信じられるのは私たちの目しかないようです。今回は大きな自衛艦の話ですが、身の回りにも機械仕掛けの安全装置はたくさんあります。それを過信にしないことが必要なようです。

2008年2月20日 (水)

40センチのカエル

 読売新聞のニュースによると、体長が40センチを超える史上最大のカエルの化石が、マダガスカルの6500万~7000万年前の地層から見つかったそうです。恐竜の幼生を食べていたかもしれないということです。
 東京に来てからカエルを見る機会はほとんどありません。かつて富山県に住んでいた頃、田植えが終わる頃から始まるカエルの声はすさまじいものがありました。昼にその姿を見ると小さなアマガエルであったりしてびっくりしたものです。
 もし古代のカエルも鳴いていたとするならば、この巨大なカエルはどのような声だったのでしょうか。化石の骨格から想像することもできるのではないでしょうか。聞いてみたいとおもいます。

2008年2月19日 (火)

ガソリンが先か道路が先か

 福田内閣の支持率が低迷しています。さまざまな問題が連続し、それが解決していない現状では、内閣に対する不満感が噴出するのはやむをえないかもしれません。国会の争点になりそうなのが道路整備のためにガソリンに掛けている暫定税率の継続の有無です。税率を下げればガソリンの消費量が上がり、地球温暖化防止への世界の動きに逆行するという論がありましたが、その税金で道路を造るならどちらが温暖化を促進するか分からなくなります。道路は緑を減らしますし、建設と維持のために用いられるエネルギーは計り知れません。そしてその道をガソリンを使った車が走るのですから温暖化に絡めた税制論議はまったく意味がありません。

 環境問題に真剣に取り組むならば、自家用車の使用機会を何らかの形で減らさなくてはなりません。それを税制で縛ることも考えられます。たとえば、使用目的によってガソリンに掛ける税率を決めることもその方法です。公共交通機関に代替可能な車使用にかかるガソリンだけ税を高くするというやり方です。しかし、こういう方法はさまざまな抜け道も生まれるでしょうし、不公平感がもたらす社会不安が心配です。

 やはり、利用者の自覚に訴えるのが、効果的ではありませんがまず最初に行うべきことでしょう。日本は自動車を世界に売り続けてきました。その国が自動車の使用を規制するのは大きな矛盾があります。しかし、地球にとっての優先順位を考えなくてはなりません。温暖化ガス排出量を極力減らす技術の開発とともに、自動車を使わなくてもいい社会への転換を考えなくてはならないのです。

2008年2月18日 (月)

通勤電車の遅れ

 J-CASTニュースが配信したニュースによると最近小田急線のダイヤが遅れることが利用者の不満を募らせているようです。ダイヤが遅れるのは私が利用している東急田園都市線も同じです。あまりに混雑していることが第一の原因でしょう。またメトロ線などのとの相互乗り入れで営業距離が伸びたことも、ダイヤの乱れを発生させています。長い路線のどこかで事故や混雑による遅れがおきると、それが全線に及ぶのですから。
 鉄道に依存することが大きい沿線の都市計画に間違いがあったと考えることもできます。いまだに郊外に延びる路線の沿線では人口が増え続けているようですが、それに対応できる輸送手段はありません。
 日本のように秒単位で電車が来ること自体がおかしいという考え方もありますが、利用者としてはやはり時刻表どおりに着いてほしいものです。路線案内ソフトなどを使って一分でも時間を短縮しようと考える私のような向きには、ダイヤどおりに走らないことは大変困るわけです。
 鉄道会社には本当に実現可能なダイヤを組んでほしいと思いますし、大前提である安全面の配慮を一層お願いしたいと思います。関西で起きた痛ましい事故を私たちはもう忘れようとしています。ダイヤに固執しすぎて事故を起こしては何にもなりません。
 またダイヤの遅れは利用者側にも少なからぬ責任があります。駆け込み乗車や発車を遅らせる行為を私たちは日常的に目撃します。モラルを維持することが、都市の鉄道運行の大前提なのです。
 さらに同じ時間帯に仕事を始める就業体系や学校の始業時間などにも見直しと工夫が必要でしょう。最近の東京の電車の遅れは都市生活のあり方を考えるよい機会ではないかと思います。

相模原市立博物館

相模原市立博物館
 昨日、相模原市立博物館に行って来ました。入場料は無料でしたが、受付の方は大変親切に案内してくださり、展示もよくできていました。隣にJAXAがあるからでしょうか。プラネタリウムや宇宙に関する展示があるのが特徴です。
 相模原市は合併したこともあり、横浜、川崎に次ぐ神奈川県3番目の市です。住宅地や工業団地、農地から山間部まである多彩な地勢です。まだ訪ねていない場所も多いので、少しずつ訪れてみたいと思います。

2008年2月16日 (土)

東京でマラソンができるという意味

 明日は2回目の東京マラソンです。いまの予報では昨年のような悪天候にはならないようです。東京マラソンといえば国立競技場を発着点にするコースでした。終盤に坂道がある難度の高いコースだったので、記録は出にくかったようですが、勝負は面白かったと記憶しています。
 昨年から始まった都庁からビッグサイトまでのコースは比較的平坦で、下り坂もあり、折り返しも2箇所あって記録はかなり出やすそうです。招待選手には好記録を期待しています。
 マラソンができるということは平和の象徴のように思われます。ランナーが安心して街を走れるということは実は大変なことです。いつまでもマラソンができる街であってほしいと祈ります。
 来年は参加してみたいと思います。

2008年2月15日 (金)

六日のあやめ 十日の菊 十五日のチョコレート

 昨日はバレンタインでした。私は沢山の義理をいただき、また義理の負債を負うことになりました。チョコレートを贈る習慣はヨーロッパにもあり、一説によると19世紀のロンドンの菓子会社がバレンタイン・ギフト用に売り出したチョコレートの詰め合わせに起源を持つといいます。日本ではもっぱらチョコにこだわる風習がありますが、外国ではそれ以外でもいいし、贈るのは男でもかまわないようなのです。
 さて、このバレンタインは古代ローマの2月15日に行われていたルペルカリア祭の前日ということに意味がありました。この祭りは男女が別に暮らす習慣のあった古代ローマの「性の解放」を意味するものであったようです。前日の14日にくじ引きで男女のカップルが決まり、15日の祭礼をともに過ごすのです。結婚にいたることも多かったといいます。わが国における歌垣のような年に一度の非日常だったのでしょう。
 この古代の祭はその後禁止されましたが、キリスト教聖職者ウァレンティヌスは、恋する男女のために禁を破って男女の結婚させたといいます。これに怒ったローマ帝国皇帝クラウディウス2世はウァレンティヌスを2月14日に処刑しました。これがバレンタインの起源というのです。性の解放という原始的古代的な祭事を当時異教徒であったキリスト教に結びつけ、迫害の材料にしたのだろうという見方もあります。
 つまり私たちは忘れてしまった(というより知らない)2月15日の古代の祭りこそバレンタインの習慣を生み出す大切な一日だったことになります。現在のように年中無休で恋愛を行う生活にあっては、バレンタインの意味はその原初の頃とはずいぶん違っていることになります。5月6日や、9月10日とはまったく意味が違うのです。

2008年2月14日 (木)

乾燥する季節のビリッもエネルギー源に?

 今日も東京はカラカラの晴天になりました。乾燥注意報が出続けています。寒さも厳しいので風邪にも注意が必要です。こういう日はドアノブを握る瞬間、ビリッという放電がおきやすいものです。静電気という言葉は知っていますが、その仕組みについては私はよく知りません。おそらく衣服が擦れ合っていくうちに帯電し、それが一挙に流れる時にビリッになるのでしょう。
 今日、ITmediaニュースが配信したニュースによるとこうした電気を実用化し、携帯電話の充電などに活用しようという研究が進んでいるそうです。なんとシャツに発電システムをつけるというアイディアです。もちろん普通の静電気ではなく、酸化亜鉛を利用した特殊な繊維による発電で、実用化にはまだ克服しなければならない問題が残されているとも報じられています。
 ただ、こうした身近なところにエネルギー発生の種を探すという発想は興味深く、わが国の技術者にも是非チャレンジしてほしいと思います。エネルギー問題は人類の最大の課題の一つであり、特に資源のないわが国にとっては最優先項目です。ぜひ、今後の研究に注目したいと思います。

2008年2月13日 (水)

寒さ本番

 暦の上では春になりましたが、今日はとても寒い一日でした。東京は空っ風の晴天でした。ニュースによると京都は雪のようです。新幹線のダイヤにも影響が出ているらしいです。
 月ごとの平均気温は2月が最も低いようです。今年は閏年で29日がありますが、それでもあっという間に終わってしまう気がする月です。
 この寒い季節が終わると、私の仕事にとって大変な年度末がやってきます。

2008年2月12日 (火)

源氏物語千年紀

 今年は源氏物語成立から1000年にあたる千年紀とされ、さまざまな記念行事や出版が企画されています。昨日は読売新聞の社説にこのことが取り上げられていました。源氏物語の成立や来歴に関しては諸説がありますが、紫式部日記の記述から今年をその年とするようです。54帖に及ぶ長編小説である源氏物語は、通読する人が少ない作品とも言われます。「須磨」のあたりでギブアップする須磨がえりは伝統的な読者像であり、この作品の奥深さを示すものでもあります。
 白状しますと、私も実は現代語訳でしか通読したことはありません。それでもずいぶん苦労して読みました。平安朝の貴族文学は、その当時の歴史的背景や人生観価値観が分からないと理解しきれない部分があり、それが読解を妨げるのでしょう。ただ、単なる恋愛ドラマに終わらない複雑な人間模様は、現代の文学の原点といってもいいものであり、読むたびにさまざまな発見がある作品といえます。
 古典作品はさまざまな時代の荒波にさらされ、それに耐え抜いてきたことに価値があります。ここ数年を例にとっても古典文学に対する価値観は大きな変化がありました。たとえば、好景気後に続いた不況の時代に、全国の大学の文学部の多数が縮小されたり、再編成されたりしました。すでに「文学」の名さえ失ってしまった大学も数多くあります。虚学である文学研究の人気がなくなり、何らかの実利的なイメージを持つ学部名にしなければ学生が集まらないというのが改名の理由だったと思います。
 不景気の急降下が終わって、小康状態がみえた今日(統計上は好景気ということですが)、再び古典文学を読む余裕が人々に生まれたのでしょうか。昨年以来、定年を迎えたいわゆる団塊の世代の先輩方も、退職後の教養として古典文学に注目する方が多くいらっしゃるようです。古典を軽視し、自らの文化を考える余裕のない民族に未来はないと私などは思います。今回の源氏物語千年紀はその意味で古典を見直す「お祭り」として楽しむべきではないでしょうか。

2008年2月11日 (月)

南大門焼失

 今朝驚くべきニュースがありました。ソウルの有名な南大門が焼失したというのです。日本統治下でも朝鮮戦争でも焼けなかった歴史的建造物が失われたことは残念でなりません。
 一部の報道では放火の可能性があるとのこと。許しがたいことです。歴史の重みをなんだと思っているのでしょう。
 スプリンクラーなどの消火装置はなかったのでしょうか。都市の真ん中にある史蹟だけに消火活動の失敗も残念です。
 ソウル市民の方々には心からお見舞い申し上げます。きっと心の支えを失ったように感じておられることでしょう。強いお気持ちを持って、できれば再建していただけることをお祈りいたします。

2008年2月 9日 (土)

雪が降りました

雪が降りました
 今年は雪がよく降ります。今日もうっすらと積もっています。まだ降り続いていますので、数センチの積雪になるかもしれません。
 遠くから救急車のサイレンの音が聞こえています。東京は雪の降る度に事故が起きます。十分に注意しましょう。

2008年2月 8日 (金)

バイオ燃料の矛盾

 石油に代わる新たなエネルギー資源として植物由来のバイオ燃料が注目されています。サトウキビをはじめ、トウモロコシ、サツマイモ、ジャガイモなどの穀物のほか、草木からもエネルギーを生産することができるそうです。石油と比較してエネルギー効率は低いようですが、地底から発掘する必要もなく、栽培さえできれば資源は無尽蔵に思われますので、未来の地球を救う技術のように考えられています。植物は生育途中に二酸化炭素を酸素に変えますので、これを燃焼した時の二酸化炭素排出量は、相殺されるという考え方がこの技術を後押ししています。
 ところが、今日の読売新聞社のニュースによると、アメリカの環境保護団体の計算では、バイオ燃料を生産する際に森や草原を農耕地にすると、逆に二酸化炭素排出量を増加し、地球温暖化に拍車をかけるという皮肉な結果に陥るというのです。森を耕作地にする際には森林が焼かれたり、微生物が分解したりするわけですが、その際に莫大な二酸化炭素が発生してしまうというのです。バイオ燃料に切り替え、化石燃料の使用をやめたとして、二酸化炭素削減効果が出るのは100年から数100年経ったあとになるというのですから、それまで待っていられません。
 バイオ燃料にしさえすればエコであるという考えは成り立たないようです。むしろ切り崩される森林や原野をいかに守るか、今ある地形を変えずにできることは何か。バイオ以外の発電方法はないのかを真剣に考えなくてはならないわけです。
 ここからは夢物語です。以前、マットに発電機を仕込んだ「踏むだけ発電」のニュースがありました。これを混雑する駅の改札などに置けば無意識のうちに多くの利用客が発電をし続けることができそうです。自動改札などは人を一列に並べますので、足踏み発電機を効率よく動かすことができそうです。
 潮流を発電に生かすことはどうしてできないのでしょうか。海洋国日本には数多くの急流域があり、それを発電技術に結びつければ資源国になれそうです。この実現には、わずかなエネルギーでの発電を可能にしたり、送電の際の損失率を減らすことが必要なのでしょう。おそらくいろいろな研究はなされているはずですが、そういう技術を少しずつでも公開していくこと、実用化に近づけていくことが日本のためのみならず、地球の未来を救うことになると、門外漢の私などは妄想するのです。

2008年2月 7日 (木)

餃子は手作りで

 中国産冷凍餃子への毒物混合問題は一向に解決の糸口が見つからないようです。工場は清潔であり、衛生管理もできていると報じられています。いったい誰が毒を入れたのでしょうか。
 今日、時事通信社が配信したニュースによると、餃子の手作り器が売れ行きを伸ばしているようです。記事によると餃子の皮と具を折り込むのに使う道具であるとのことです。子供の頃、我が家では餃子を手作りしていました。皮はスーパーなどで売っていますので、ひき肉やにらなどを適当にまぜて具を作れば自分でできます。器械などなくても形成することは簡単です。あとはフライパンとそれにかぶせる蓋さえあれば焼くことができます。
 冷凍食品は調理の手間を省略できる便利な食品です。忙しい共働き家庭などでは大変役立つものです。しかし、調理する楽しさや、食品の安全性への関心を奪ってしまったことも事実です。
 この際、餃子は手作りしてみてはいかがでしょう。自分が作ったものなら少々不恰好でも許せるはずです。

2008年2月 6日 (水)

省エネ選挙の方がいいのでは

 アメリカの大統領選挙はスーパーチューズデーを迎えてさまざまに報道されています。今回は民主党のクリントン氏とオバマ氏の指名権争いが白熱しています。女性大統領か黒人大統領か、どちらにしても史上初ということが注目の的になっているようです。世界をリードする国家の首長選びですからそれなりの手続きと仕組みが必要なのでしょう。でも、傍から観るとあまりにお金がかかるのが気になります。金がかかると同時に選挙に用いるエネルギーも莫大です。地球温暖化の防止が人類の至上命題になっている今日、こうした選挙のあり方は見直さなくてはならないと思うのです。
 日本でも今年中に衆議院選挙があることが予測されます。選挙と金の問題は、古くからいわれている新しい問題です。選挙制度が複雑になっていることもあって、各政党が選挙にかける金額は相当なものがあります。そしてそのために消費するエネルギーも莫大です。候補者名を連呼するためだけに一日中宣言カーを走らせて当選した議員が、エネルギー問題を審議する矛盾に私たちは気がつかねばなりません。選挙は国民に周知させなければならないものであり、そのための労力は不可欠です。エネルギー節減という視点で選挙を見直してみたらどうでしょうか。

2008年2月 5日 (火)

ソーラー電波時計

 物欲はあまりないほうだと思うのですが、ずっと気になっているのがソーラー電波時計です。置時計ならば数千円からありますが、興味が引かれるのは腕時計の方です。太陽光で充電ができ、電波で時刻を修正するので時間が狂わない、というのはいかにも不思議です。まるで永遠の命を持っているかのように感じられます。実際には寿命があるに違いないのでしょうが。
 私がふだん使っている時計は自動巻きの時計で、放っておくと止まってしまいます。常に身につけていないと動かなくなるところが、何か動物めいています。秒単位の時刻あわせは頻繁に行わなくてはならないし、面倒がかかります。それも欠点であると同時に愛着のわく原因でもあるのですが。
 ソーラー電波時計はその対極にあります。独立独歩で日に当てていさえすれば、たとえば使い手が死んでも動き続けるのです。永遠を刻んでいるような錯覚さえ持ちます。
 考えてみれば秒単位で時刻を知る必要は私にはありません。時報と秒針が合っているのは単なる気分の問題、つまり自己満足に過ぎません。それでもソーラー電波時計には魅力があります。永遠の時間の流れを感じ、それを身につけていたいと思うからでしょうか。

2008年2月 4日 (月)

雪晴れて

 東京は昨日の雪がまだ溶け残っています。一部では溶けかけたものが夜間の冷え込みで凍結し、滑りやすくなっています。その意味では今日の方が危険性は高いですので、注意が肝心です。
 雪国で運転していたころ、凍結した路面で危ない思いをしたことが何回かあります。一つは交差点で止まれず、中央付近までスリップしたことです。幸いスピードを出していなかったので、事故にはなりませんでした。もう一つは川の上に架かる橋の上で停まらなくてはならなくなってブレーキをかけた時のことです。制御不能となり、橋の欄干にぶつかりそうになりました。これも幸い無傷で済んだですが、思い出すだけで冷や汗が出ます。
 凍結した路面ではブレーキの踏み方に細心の挑戦が必要です。滑り出したらわずかに緩めるのがいいそうですが、焦って逆にブレーキを踏み過ぎてしまいます。タイヤをロックさせないのが大切なのです。
 昨日は歩行者にもたくさんの怪我人が出ました。雪国の方々には不思議に思われることでしょう。東京は雪を前提とした街ではありません。雪国の方でも階段や歩道橋の多いこの街を歩くのは難しいと思います。人も車も今日明日は十分に注意しましょう。

2008年2月 2日 (土)

毒を入れたのは誰?

 中国産冷凍餃子に毒物が混入していた問題で、あらたな展開があったと報道されています。国内の被害者の食べた餃子の容器に小さな穴が見つかったこと。中国の生産工場では問題の薬物は使われていないこと。よって混入は餃子の形成後に何者かの悪意によって意図的に行われた可能性があるということです。

 中国ではネット上に中国製品をおとしいれるための陰謀という例の反日教育の賜物と考えられる意見が飛び交っているようです。 
 日本では中国を一方的に悪者と考えるか、限りなく疑わしいと考える人が多数を占めます。

 私たちはこの問題については冷静に対処すべきでしょう。大切なのは何人が毒物を入れたかではありません。食の安全性を汚した原因を特定することが両国の消費者の利益になることを第一に考えるべきでしょう。そのために日中両国の捜査担当者の協力を期待しています。

2008年2月 1日 (金)

産地を確かめて買い物をする人々

 中国産の冷凍餃子から毒物が検出され、実際に被害者が発生した事件は社会的に大きな影響をもたらしています。中国産の食品についてはこれまでも問題が発生し、疑惑のあるものを含めるとその件数は計り知れません。関係する方々にはいち早い対応をお願いしたいと思います。
 日本に中国の食文化は根強く浸透しています。中華料理は決してエスニックではなく、ある意味日本の主食品の一つといってかまいません。日本人はその発祥地や開拓者に対して敬意を持つ民族です。元祖、本場とか、直輸入といった言葉は、食品業界にとっては賛美以外のなにものでもありません。今回の餃子は日本人向けの製品だったようですが、餃子の本場中国から輸入したものというと、本来これはプラスのイメージが伴うはずです。
 今回の事件で中国産製品に対する信用が著しく失墜したことは残念でなりません。先日買い物に行ったとき、多くの客がふだんは見過ごしている産地の表示を綿密に確かめながら買っている姿を見ました。それも一人二人ではありません。中国産の表示のあるものはのきなみ不人気であったようです。
 日本でも高度経済成長期にいくつかの食品公害の事件を起こしています。急成長のひずみでおきた悲劇といえます。中国もいま実利主義に走るあまり、何か大切なものを失いつつあるのではないでしょうか。
 学生の頃、上海から来た留学生の下宿に遊びに行ったことがあります。彼は心を込めた手製の料理でもてなしてくれました。中国人の心の温かさに触れたとてもいい思い出です。今回のような事件が中国への不信感に拍車をかけることにならないか心配でなりません。

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