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2008年2月 8日 (金)

バイオ燃料の矛盾

 石油に代わる新たなエネルギー資源として植物由来のバイオ燃料が注目されています。サトウキビをはじめ、トウモロコシ、サツマイモ、ジャガイモなどの穀物のほか、草木からもエネルギーを生産することができるそうです。石油と比較してエネルギー効率は低いようですが、地底から発掘する必要もなく、栽培さえできれば資源は無尽蔵に思われますので、未来の地球を救う技術のように考えられています。植物は生育途中に二酸化炭素を酸素に変えますので、これを燃焼した時の二酸化炭素排出量は、相殺されるという考え方がこの技術を後押ししています。
 ところが、今日の読売新聞社のニュースによると、アメリカの環境保護団体の計算では、バイオ燃料を生産する際に森や草原を農耕地にすると、逆に二酸化炭素排出量を増加し、地球温暖化に拍車をかけるという皮肉な結果に陥るというのです。森を耕作地にする際には森林が焼かれたり、微生物が分解したりするわけですが、その際に莫大な二酸化炭素が発生してしまうというのです。バイオ燃料に切り替え、化石燃料の使用をやめたとして、二酸化炭素削減効果が出るのは100年から数100年経ったあとになるというのですから、それまで待っていられません。
 バイオ燃料にしさえすればエコであるという考えは成り立たないようです。むしろ切り崩される森林や原野をいかに守るか、今ある地形を変えずにできることは何か。バイオ以外の発電方法はないのかを真剣に考えなくてはならないわけです。
 ここからは夢物語です。以前、マットに発電機を仕込んだ「踏むだけ発電」のニュースがありました。これを混雑する駅の改札などに置けば無意識のうちに多くの利用客が発電をし続けることができそうです。自動改札などは人を一列に並べますので、足踏み発電機を効率よく動かすことができそうです。
 潮流を発電に生かすことはどうしてできないのでしょうか。海洋国日本には数多くの急流域があり、それを発電技術に結びつければ資源国になれそうです。この実現には、わずかなエネルギーでの発電を可能にしたり、送電の際の損失率を減らすことが必要なのでしょう。おそらくいろいろな研究はなされているはずですが、そういう技術を少しずつでも公開していくこと、実用化に近づけていくことが日本のためのみならず、地球の未来を救うことになると、門外漢の私などは妄想するのです。

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