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2008年2月15日 (金)

六日のあやめ 十日の菊 十五日のチョコレート

 昨日はバレンタインでした。私は沢山の義理をいただき、また義理の負債を負うことになりました。チョコレートを贈る習慣はヨーロッパにもあり、一説によると19世紀のロンドンの菓子会社がバレンタイン・ギフト用に売り出したチョコレートの詰め合わせに起源を持つといいます。日本ではもっぱらチョコにこだわる風習がありますが、外国ではそれ以外でもいいし、贈るのは男でもかまわないようなのです。
 さて、このバレンタインは古代ローマの2月15日に行われていたルペルカリア祭の前日ということに意味がありました。この祭りは男女が別に暮らす習慣のあった古代ローマの「性の解放」を意味するものであったようです。前日の14日にくじ引きで男女のカップルが決まり、15日の祭礼をともに過ごすのです。結婚にいたることも多かったといいます。わが国における歌垣のような年に一度の非日常だったのでしょう。
 この古代の祭はその後禁止されましたが、キリスト教聖職者ウァレンティヌスは、恋する男女のために禁を破って男女の結婚させたといいます。これに怒ったローマ帝国皇帝クラウディウス2世はウァレンティヌスを2月14日に処刑しました。これがバレンタインの起源というのです。性の解放という原始的古代的な祭事を当時異教徒であったキリスト教に結びつけ、迫害の材料にしたのだろうという見方もあります。
 つまり私たちは忘れてしまった(というより知らない)2月15日の古代の祭りこそバレンタインの習慣を生み出す大切な一日だったことになります。現在のように年中無休で恋愛を行う生活にあっては、バレンタインの意味はその原初の頃とはずいぶん違っていることになります。5月6日や、9月10日とはまったく意味が違うのです。

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