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2008年3月18日 (火)

チベット暴動

 14日、中国のチベット自治区のラサで発生した暴動は、その死者が80人に及ぶとの報道がなされています。中国政府側の発表では死者13名、警官の重軽傷者61名ということです。真相はいまだ不明というしかありません。報道されている映像はチベット人が暴動を起こして漢人資本の商店の破壊している場面や、自動車等への放火のシーンです。16日には四川省でも暴動が発生し、一部の報道では15人が死亡したとされています。
 チベット民族の指導者ダライ・ラマ14世はインドのダラムサラに亡命政府を持っており、世界に対して一定の発言権を持っています。被害者の数が多めなのは、亡命政府側の発表です。対立する側で報道内容が変わるのは当然であり、まして言論統制が厳しい中国の現状を考えるならば、暴動の規模は不明というしかありません。
 天安門事件以来、中国の外交上の大きな障害に人権問題がありました。著しい経済発展の中で、それは影を薄めたかに思えたのですが、ここに来て衆目を集める事件が起きてしまいました。多くの人口をかかえ、数多くの少数民族と自治区をかかえる中国にとって、自由と平等は容易に達成できるものではないのかも知れません。
 北京オリンピックを目前にして、中国はあまりにも多くの国際問題をかかえています。今後の動向に目が離せなくなってきました。

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» チベット蜂起支援・インスタント平和運動 [罵愚と話そう「日本からの発言」]
 道路利権の温存のためには手段を選ばない、あるいはこの時期に日銀総裁人事を政局に利用する…与党も野党もない、こういう日本の政治家が、遠いチベットを親身に考えてくれるなんて期待は微塵ももてない。北鮮に拉致された自国民さえも放置して、仏壇に金の延べ棒を隠していたり、ハニートラップに引っかかった拉致議連会長たちが、遠いチベットの人権問題に力を貸してくれるなんて期待は、もちようがないのだ。  既存の政治運動だって、大同小異だ。いまだに、赤い旗を手ばなせない、既成の平和運動や市民運動が、チベット問...... [続きを読む]

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