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2009年9月16日 (水)

Jリーグ経営は難しい

 東京ヴェルディの経営陣から日本テレビが完全に撤退するそうです。

 ヴェルディといえば元読売クラブであり、Jリーグ発足時点ではナンバー1のクラブと誰もが考えていました。ところが、成績不振と不況とが重なり、日本テレビは経営から身を引くことになったというのです。親会社の事情でスポーツチームが廃止の危機に瀕する話はこれまでにいくつもありました。サッカーでは横浜フリューゲルスの消滅は現実に起きてしまいましたが、消滅一歩手前にまで陥っているクラブが他にもいくつもあると聞きます。
 ヴェルディは年間20億~30億円の運営費が掛かっていますが、収入は10億円未満しかないそうです。赤字補填を日本テレビがしていたというのですが、今後はどうするのでしょうか。

 広告収入や放映権収入は時勢により変化するので、基礎となるのが観客動員数ということになります。強ければもちろんですが、弱くても弱いなりにスタジアムの席が埋まることがチームの安定経営には欠かせません。ヴェルディの場合は「巨人」方式のイメージが強いように思います。強力な知名度と親会社のブランド・イメージの元でチームづくりをしてきたのではないでしょうか。それが崩れた時、チームは危機に瀕します。

 集客を安定化させるためには、チームに対する愛情をもった人を増やす必要があります。そのためには代替できない魅力を作り出さねばなりません。これは人口の少ない地域の方がかえって生み出しやすいように思います。またサッカーだけではなく、他の要素との連携ができなくてはなりません。そう考えると、「サカつく」は町おこしそのものであることになります。

 町田ゼルビアは成績上、来季昇格の可能性が濃厚になってきました。でも、だれもがそう考えていると思いますが、集客には大きな問題があります。Jリーグ加盟が承認されたとして、膨れ上がる運営費をどうやって集めるのか。それに見合う集客はできるのか。いま500円で入れる試合がおそらく来年からは2000円になると思いますが、それでも毎試合4000人以上の集客ができるのかと。
 町田市民は新住民が多く、私もそのひとりです。こうした新参者に町田のクラブに対する愛着を持たせるためにはどうすればいいのか。そういう視点が必要なようです。商店街にゼルビアの旗を飾ったり、マスコットのキグルミに活躍してもらったりすることももっと行わなくてはならないのではないでしょうか。Jクラブのホームタウンに住むことを誇りに思えるような雰囲気作りが必要です。またゼルビアのTシャツやグッズを身につける機会を増やしたり、車にステッカーを貼ったり…。やれることはあるはずです。こうしたことは選手諸君にはできないことなので、私たちのボランティア精神が試されることになります。町田は東京であっても地方のチーム作りに学ぶことの方が多いと思います。

 町づくりとは何かを考える機会になるはずです。

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