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2009年11月19日 (木)

就職内定率の低さ

 文科省と厚労省が発表した101日時点での大学生の内定率は62.5%で昨年比マイナス7.4ポイントであったとのことです。これは就職氷河期といわれた2000年前後の数値に近く、過去3番目の低い数値だそうです。数字だけ見ると、私立・文系・女子の低調が目立ちます。地域別に見ると関東の落ち込みが顕著ですが、6地域中5地域が減少しており、現状はきわめて厳しいといえます。

 これには世界的な不況が影響していますが、日本経済自体の構造的な問題もあると思います。このごろは不況になると人件費を減らすことを解決策とする企業が増えています。終身雇用制度はすでに風前の灯になっていますが、それでも日本の風土にあった雇用体系であることは間違いありません。日本人は全人的に企業・組織に関与することにより自らの生きがいを見出し、実力を発揮します。企業が人に金をかけなくなった現状ではその能力は不完全燃焼します。

 就職できなかった若者たちの行く末も心配です。政府は子育て支援の用意をすすめていますが、このままでは援助金は子育てには回らず、生活費に消えてしまいそうです。そもそも子供をつくる意欲すら奪う状況です。

 日本が立ち直るためには、経済の活性化が欠かせません。日本が独自で進めている技術開発なども力を入れるべきでしょう。事業仕分けでは先端技術部門には厳しい裁定が出ていますが、大局的に見て必要な技術開発は無駄を覚悟に認めていく度量の深さも必要だと思います。高齢者問題や環境問題に関連する企業の雇用拡大も考えるべきでしょう。

2009年5月29日 (金)

郵政民営化は失敗だったのか

 このところ日本郵便に関する不正業務疑惑が報じられています。民営化以来このようなニュースが相次いでいるのは見逃せない問題です。小泉元首相の公約であり、改革の象徴であった郵政民営化が何をもたらしたのか。それを今後も見定めていく必要がありそうです。

2009年5月17日 (日)

新型インフルエンザの流行

 ついに日本でも新型インフルエンザの流行が始まりました。今のところ大阪や神戸など一部の地域だけのようですが、感染が広まるのは時間の問題でしょう。

 この流感は弱毒性とのことですが、実際の症状がどのようなものであるのかをもう少し詳しく知らせてほしいと思います。ワクチンがない限り、かかってしまうのはある程度しかたがありません。かかった時にどのような処置をすべきなのかを考えなければなりません。

 今回の流行が学校から始まったことは象徴的ですが、公共の場での活動の制限については慎重に行うべきでしょう。いたずらに休業するだけでは生産性の低下を招くだけです。ワクチンの開発も急いでほしいと思います。

2009年3月17日 (火)

警視庁メール誤配信

 今日17時32分に「犯罪抑止対策本部」という題のついたメールが2通届きました。私は警視庁から犯罪発生情報のメールを購読しているのですが、今日のメールは私が頼んでいない地域の情報なので不審に思いました。すると18時10分に「テストメールの誤配信について」という題のメールが届きました。2通はテストのメールであり、事実ではないというのです。テストならば「テスト」という言葉をはじめから入れておけばよかったのではないでしょうか。ある駅の周辺で侵入窃盗被害が多発しているというニュースは社会不安をあおるのに十分な内容でした。

 誤配信は最近いろいろあるのですが、警視庁のような市民の安全に関する重要な情報はくれぐれも慎重にお願いしたいと思います。私は警視庁の犯罪情報サービスをかなり評価しているのですが、このようなことが繰り返されると見方を変えざるを得ません。

2009年3月12日 (木)

貧困の連鎖

 開発途上国の国情を見ると、貧困から抜け出せない要因があることが分かります。ある要因が次の要因を生み出し、それがまた次の要因を生み出す。それが輪のようにつながって循環する、それが貧困の連鎖現象です。たとえば収入が少ないために、学校に行けない。学校に行けないから技能が身につけられない。技能がないから就職できない。就職できないから収入が少ない、といった連鎖です。
 こうした連鎖が日本国内でも起きています。親の収入が不安定になったために学費が払えず、高校を中退せざるを得ない生徒がここ数年で急増しているのです。昨今はアルバイトでさえ、高卒を条件とすることが多く満足のいく収入を得られる仕事に就くことができない子供が増えています。そうした子供たちはその後の人生においてチャンスを著しく減らされてしまいます。かりに結婚して子供をもうけたとしても、その子が満足な教育を受けられる可能性は低く、貧困の連鎖を繰り返してしまうことになります。
 連鎖を断ち切るためにやらなくてはならないことは何かを考えなくてはなりません

2009年2月25日 (水)

太陽光発電普及のための施策ならば

 毎日新聞の報道によると24日、経済産業省は太陽光発電にって得た電力を電力会社に従来の2倍の価格で買い取ることを規定した「固定価格買取制度」を導入することになったといいます。つまり、太陽電池パネルを装備した家庭は、電気代の大幅な節約が期待できます。
 逆に太陽光発電設備のない家庭は、電気買取などにかかるコストを上乗せした電力を使用するため割高になります。現在の試算では標準家庭で月100円程度値上がりするようです。CO2削減のための具体策として行われているこの方法はすでにドイツなどで行われ、一定の効果を上げていると何かの本で読んだことがあります。
 不景気の陰に隠れて温暖化対策は影を潜めていますが、まったなしの問題です。石油を使わない生活はいまのところ高くつくということです。国民への説明をしっかり行ってほしいと思います。

2009年1月 3日 (土)

格差社会の分かりにくさ

 世界的なリセッションが報じられる中、いわゆる生活防衛のために今年の正月は遠出をひかえた家庭が多いと聞きます。おそらく今後、さまざまな面で不景気の影響が出てくるのでしょう。しかし、私の住む東京の郊外、私鉄沿線の町では目に見えた変化は感じられません。商店街は福袋をもとめる人々で賑わい、歩く人々の表情も特に曇っているわけではありません。

 報道によると日比谷公園にできた年越し派遣村には、契約を打ち切られて住む場所を失った非正規雇用者などが300人近くも集まり、ついにテントがなくなったということでした。ここに集まった非正規雇用者はいわゆるニートではなく、働く意志が高いにもかかわらず職を失った方々です。格差のラインが急に上がってしまったような気がしてなりません。ここに集まった300人は決してそのすべてではありません。いろいろな事情でここに集まらなかった人や、親戚などの家に仮寓して事実上将来の行き場がない人も多数いることでしょう。また景気の動向ではこの数は増える可能性もあります。

 彼らが怠慢でそのような境遇になったのであればまだ思い切れるのですが、今回は明らかに労働者派遣法改正という政府の愚策と、アメリカに端を発する金融不安の犠牲者であることを思えば、見過ごすことはできません。現在の正規雇用者の生活が彼らの犠牲のもとに成り立っていることを直視しなければならないのです。

 しかし、彼らのために自分の収入を減らせといわれてもそれはしたくないというのが本音です。その点に問題の深さがあります。不公平な労働条件をつくることは結果的に社会不安を導き全体を苦しめることになります。もっと違う枠組みを作らなくてはこれ以上のリセッションに対応できなくなります。

 町を歩いていて思うのは、格差社会の現状を知ることは意外にも難しく、それゆえに深刻な事態になるまで対策ができないかもしれないという危険性です。

2008年12月30日 (火)

放送時間短縮がCO2削減策ならば

 NHK教育テレビが思い切った放送時間の短縮を行いました。理由はCO2の削減だそうです。放送には多くのCO2が排出されるということが、今回の時短の理由です。ならば、数多くのチャンネルを提供するデジタル放送の動きとどう折り合いをつけるのでしょうか。

 2011年に開始されるという地上デジタル放送への切り替えにより、多くのテレビが買い換えられ、寿命を前にして破棄されるテレビ受像機も数多いと思います。これがCO2を大量に排出する機会になるのではないでしょうか。新しい技術開発の動きと、低炭素化社会の実現とはなにか矛盾していくところがあると思います。今ある資産を無駄なく使い続ける方が環境のためによいのなら、そういう選択もできる道を残したほうがいいのではないでしょうか。

2008年12月17日 (水)

円高、ドル安、ウオン安

 今日のニュースによれば一ドルが88円まで円高ドル安が進行したとのことです。このところドルの価値は下がり続けており、輸出による収入を基盤にする日本の経済にとって大きな危機といえます。韓国のウオンに対する円高も進んでいて、あるサイトによると100円が1428ウオンに両替されているということです。かつて円の金額を10倍するとウオンになると考えていましたが15倍に近づいています。ソウルは日本人観光客が殺到しているとのことですが、観光などの特例は別としてそのほかではいろいろと不都合が生じそうです。一刻も早く経済が安定することを祈るばかりです。

2008年12月12日 (金)

今年の漢字は「変」

 漢字能力検定協会が発表する今年を表す漢字は「変」だそうです。変化といえば、よい変化も悪い変化も考えられますが、どうしても最近は悪い方を考えてしまいます。夏の異常な雷雨は気候変動を感じましたし、ガソリン小売価格の急激な変動も驚きでした。金融界は世界的な異変、特定の薬剤を使った変死もニュースになりました。変人といわれた小泉元首相が政界引退を宣言する中、今の首相も漢字が読めない変人かもしれません。
 そういえば女子プロ野球選手第一号に決まった投手はナックルという変化球を武器にするのだとか。オリンピックで勝てなかった日本の野球界を変えていってほしいと思います。よいように変わるのは大いに歓迎。とりあえず私には厳しすぎる現状を乗り越えていく変幻自在の力がほしいですね。
 

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